M2111●江戸和本●松月堂百瓶［松月百瓶］

●江戸和本●松月堂百瓶［松月百瓶］ 【判型】大本3巻3冊。縦261粍。 【作者】一如庵百華（大巌）作・序。河村有知郷序。 【年代等】弘化2年8月、村瀬秋水（秋水老漁・源徽・世猷・太六・秋翁）序。弘化2年8月、梅下学究序。弘化3年春自序。弘化3年跋・初刊。明治初年後印。［名古屋］片野東四郎板。 【備考】分類「花道」。『松月堂百瓶［松月百瓶］』は、是心軒一露が宝暦11年に創始した生花流派「松月堂古流」の花道書。門人の求めに応じて当流挿花の秀花百瓶図を上梓したもの。当流は、陰陽五行説に基づき生花で宇宙を表現する花体を追求し、公家の植松賞雅(たかまさ)が継承したが、門人の中から花務職を選定して「五大坊」とし、流儀の運営が任されてきた。現家元雅房で14代を数え、今日は生花様式のほか盛り花、投入れ花の様式をも加え、幅広い活動を行っている。本書の著者、一如庵百華（1803-71）は、江戸後期-明治時代の華道家で、もと美濃武儀(むぎ)郡白山寺住職で、後、還俗して復原権頭源正実と改名、雌雄軒蓬山から松月堂古流の五大坊を継いだ。明治4年10月22日死去（69歳）。 ★原装・題簽付き・極美本。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、原装題簽付き3冊揃いが、1万2340円～4万3200円】。 ★状態概ね良好。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、円～円】。 ◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。

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