しりあがり寿　「あらがったり、あらがわなかったり。」木製板　アクリル

木製板にアクリル 2021年　伊勢丹新宿本店にて、開催された個展にて購入しました。 引っ越しで置き場がなくなったので、お好きな方にお譲りしたいです。 現代アーティストとしても活躍する人気マンガ家・しりあがり寿の個展「あらがったり、あらがわなかったり。」が伊勢丹新宿店のアートギャラリーで開催される。 　しりあがり寿は1958年静岡県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン専攻を卒業後、キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝などを担当。85年、単行本『エレキな春』でマンガ家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。94年の独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表。4コママンガから長編ストーリーマンガまで様々なジャンルで独自な活動を続けるいっぽう、近年では映像、絵画、インスタレーションなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。 　いま、しりあがりがテーマとしているのは「劣化」。あらゆる劣化が進む現代でワビサビの無常観に通じる「劣化」の美しさに焦点を当てようと、剥げ絵と称して絵を削るなどして試み、昨年の冬からは新たに「焼き絵」に取り組んでいる。 　本展では、「劣化」の新しい展開を見せる絵画に加え、墨絵、陶芸など多数の作品を展示。墨絵は抑えたセピア調の作品を、陶芸では「立ち上がる人」や「休み人」「成長する人」をイメージした作品で、いま人々はどうあるべきかをユーモラスに問いかける。 　また昨年の個展「ゆるく、ひらく」で好評を得た「四駒乃塔」も発表。自身が得意とする四コママンガを陶器にすることで、短く単調な時間をループのようにオブジェのなかに閉じ込め、そこに今回は新たに地面から生えてきたような大地の色を加えた。「このなんとも厄介な現代を生きるすべての人々に捧げる大展覧会」に寄せ、作家は次のコメントを出している。 「この1年、僕たちは自粛したりしなかったり、経済を回したり回さなかったり、迫る劣化に抗ったり抗わなかったり。決まった結末に向かって盛り上げたり盛り上げなかったり。なんだかはっきりしないけど、そんなすべての中途半端な逡巡や葛藤に幸あれ（しりあがり寿）」。 素材...木彫

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